結城紬〜素材として

結城紬の方とご縁が出来、染めと織りをしている所を見学させていただきました。

染めは、化学染料を使うものと草木染めの物があり、どちらも、染める糸や生地を洗うところから始めるそうです。
染料となる草木は、十分に乾燥させて保存しておき必要なときに、お釜でじっくり煮出して液を作り、必要な分だけ取り分けて使っていきます。同じ染料でも、媒染を変える事により何色もの色に染め分けられると言う事です。
天然の物なので、同じ物で染めても同じ色に仕上げることは長年の経験が必要なのだそうです。

織は、ジバタとタカハタを使い、手作業で織られていました。
ひと織ごとに糸を確認し、慌てずきっちりと作業されていました。それでも、糸が切れてしまうとその都度結び直し、また、織り始めるという気の遠くなりそうな作業の繰り返しです。

「でも、織る前の行程がもっと大変なのよ!」
とベテランさんが教えてくれました。

学生時代に「あやがけ」をした、微かな記憶がよみがえります。

こうして、行程を見学させて頂くと、仕上がった生地から作品を作る時の気構えも半端なものではいられなくなります。
良い作品をじっくり作って行こうと改めて思います。

カテゴリー: シフォンワイヤー タグ: パーマリンク

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